
Hellmann Worldwide Logistics
「コーナーストーン社のスタッフが、総合ラーニングプラット フォームへの移行をあらゆる面でサポートし、プロジェクトの すべての段階で豊富な知識を提供してくれました」
Hellmann Worldwide Logistics
コーナーストーンを選んだ理由
Hellmann社は、体系的で一貫性のあるラーニングアプローチを築くことを目指していました。社員の育成に力を入れることで、コンピテンシーの不足を埋め、流動性を高めたいと考えていたのです。コーナーストーンのソリューションを導入する決断を下したのは2012年のことです。研修・育成担当人事スペシャリストを務めるミレナ・ベレデリ氏は次のように説明します。「社員にも人事担当者にも使いやすく、柔軟性に優れた、全社で統一のラーニングプラットフォームを探していました。学習プログラムを全社のすみずみまで展開して、それぞれの社員に適切なトレーニングを提供できるようにすることを目指していました」。
コーナーストーンはクラウドベースのシステムなので、社内ネットワークを使えない社員にもトレーニングを提供できるという利点もありました。「クラウドソリューションを使うことについて、初めは不安もありました」とキンダーマン氏は言います。「しかし、検討を重ねるうちに、自由度の高さがこれまでの学習プログラムに欠けていた点を補ってくれることに魅力を感じるようになったのです」。
2012年から導入を開始し、2015年3月に全社への展開が完了しました。「コーナーストーン社のスタッフが、統合ラーニングプラットフォームへの移行をあらゆる面でサポートし、プロジェクトのすべての段階で豊富な知識を提供してくれました」。
成果
トレーニング機会を拡大
クラスルーム形式のトレーニング、Webベースのコース、セルフ形式の学習など、さまざまなスタイルの学習プログラムを社員が選択できるようになりました。また、対話型のオンラインコースやチュートリアルやフォーラムを通じて、業界の知識や対人スキルを身に付けるほか、安全性のトレーニングも受けられます。そのおかげでシステムの利用者が
増え、コストの節約にもつながりました。
グローバル対応の総合ラーニングシステムを構築
従来のシステムでは、一部の社員にはトレーニングを提供できなかったのですが、クラウドシステムに移行したことで、すべての社員がラーニングシステムを利用できるようになりました。マルチクライアントと多言語に対応しているため、各国のニーズや学習スタイルに合わせた対応もすばやく簡単にできます。Hellmann社では現在、6つの言語でトレーニングを提供しています。
社員のエンゲージメントとモチベーションを向上
学習コンテンツはブラウザからアクセスできるため、社員は使い慣れた画面ですばやく手軽に利用できます。「自分に必要なトレーニングを簡単に受けられるようにすることで、社員がキャリア開発を自発的に進められるようにしたかったのです」とキンダーマン氏は力説します。社内でのキャリアアップの機会が明確になったことで、社員のモチベーションと定着率が向上しました。今では社員が、各自の年次評価に基づいて、ラーニングマネジメントシステムを使って学習と育成計画を自力で立てることができます。
透明性の確保
Hellmann社は国連グローバル・コンパクト(UNGC)の一員として、労働基準の遵守、環境保護、人権の尊重に向けて積極的に取り組んでいます。そのためにコーナーストーン・ラーニングのレポート機能を使って、義務の遵守と安全対策についてレポートを作成し、透明性の確保を図っています。このことが、学習プログラムの無駄をなくして効率を向上させるためにも役立っています。
コミュニケーションを活性化
Hellmann社でもう1つ考えていることは、コーナーストーン・コネクトを使って、プロジェクトチームと世界中の社員とがより効果的に協力できるようにすることです。「このツールを使って、部門や国を超えたコミュニケーションを活発にして情報を共有するとともに、社員の定着率を高めたいと考えています」とベレデリ氏は述べています。